2012-01-01から1年間の記事一覧

フォビオン現像テクニック(第十回)トワイライトのグラデーションはISO50で滑らかに移りゆく!

http://farm6.staticflickr.com/5318/5865357342_4d14ffac52_b.jpg SIGMA DP2 F5 1/10 ISO50 フォビオンが得意とする被写体は数多くあるのですが、その中でも特に優れているのが夜明けや日没前の、マジックアワーのグラデーションだと思います。 一つ一つの…

フォビオン現像テクニック(第九回)フィルライトを上げて遠近感を圧縮し非現実空間を作る!

http://farm3.staticflickr.com/2593/3700219827_3bd2e82f72_b.jpg SIGMA DP2 F2.8 1/400 ISO100 SIGMAのカメラは写真に関する知識がほとんどなくても、簡単に「作品」が作れてしまう、初心者にとって大助かりな素晴らしいカメラです。 とりあえずRAWで撮っ…

フォビオン現像テクニック(第八回)春の写真は低彩度で静けさを増す!

http://farm6.staticflickr.com/5057/5501311471_6ed0c1cffa_b.jpg SIGMA SD14 70mm MACRO F2.8 1/400 ISO100 3月に入って急に暖かくなりましたね。春ももうすぐそこです。 春といえばやはり梅や桜などの花。それらは写真にとっても華のある被写体です。ぜひ…

フォビオン現像テクニック(第七回)フォビオン×スポーツはモノクロで迫力を増す!

http://farm5.staticflickr.com/4148/4836754403_30cacdf8d0_b.jpg SIGMA SD14 300mm F4 1/500 ISO400 一眼レフの楽しみには色々ありますが、自分はやはりレンズを色々交換できることだと思います。 超広角からマクロ、望遠まで、レンズを変えるだけで撮れる…

フォビオン現像テクニック(第六回)彩度を上げて日常を非日常に変える!

http://farm5.staticflickr.com/4039/4179953646_5e2c131da7_b.jpg SIGMA DP1s F5.0 15秒 ISO100 写真撮影が趣味だという人は世の中にたくさんいると思うんですが、だからといって写真ばかり撮ってるわけにも行きませんよね。 毎日学校や仕事があり、あくせ…

フォビオン現像テクニック(第五回)低彩度で高感度ノイズを味わいに変える!

http://farm6.staticflickr.com/5251/5541379429_307aa494f1_b.jpg SIGMA SD14 70mm Macro F2.8 1/60 ISO400 (ISO800相当) フォビオンは高感度に弱いとよく言われます。確かに、高感度で撮影すると色が薄くなったりノイズが出やすくなるのは事実です。 で…

フォビオン現像テクニック(第四回)長時間露光で夜景は美しく輝く!

http://farm5.staticflickr.com/4054/5158033673_70ace9ae34_b.jpg SIGMA DP1s F5.6 15秒 ISO50 ということで第四回は夜景です。 寒い時はなかなか外に出たくないものですが、冬こそ夜景が綺麗に撮れる季節です。 まず理由その1。空気が乾燥してるので遠景…

フォビオン現像テクニック(第三回)ハイキーなポートレートで肌をきれいに見せる!

http://farm8.staticflickr.com/7059/6928248005_f3604aebf9_b.jpg SIGMA SD14 70mm Macro F2.8 1/60 ISO100 フラッシュ使用 フォビオンは基本的にISO100で撮りたいので、屋内の写真を撮るのはなかなか難しいです。特にじっとしていない幼児を撮るのは大変で…

フォビオン現像テクニック(第二回)フォビオンの赤は艶やかに光る!

http://farm4.staticflickr.com/3551/5726875262_f4e8c99d1c_b.jpg SIGMA DP2 F2.8 1/60 ISO100 フォビオンは赤に弱いという話をたまに見かけるのですが、これは半分は合ってますがもう半分は間違いです。気をつけて現像してやれば上の写真のように鮮やかな…

フォビオン現像テクニック(第一回)フィルライトを下げて闇に浮かぶ花を撮る!

http://farm3.staticflickr.com/2734/4031887691_d77daaba97_o.jpg SIGMA DP2 F2.8 1/80 ISO100 SIGMA Photo Pro(SPP)を使ったフォビオンの現像には色々とテクニックがあるのですが、初心者向けに丁寧に手順を書いた記事があまりないので書いてみることに…

CP+2012 シグマ山木社長 インタビュー (その2)

(その1の続き) DSLRマガジン:いよいよシグマは「ミラーレス解禁」となったわけですが、今後も新たにミラーレス用のレンズを作っていくのでしょうか? 山木:もちろんです。私たちにはミラーレス用のレンズ開発ロードマップもあります。残念ながらここで…

CP+2012 シグマ山木社長 インタビュー

元記事:DSLR MAGAZINE:ENTREVISTA CON MR KAZUTO YAMAKI, CEO DE SIGMA (原文のスペイン語をgoogleで英語に翻訳した後日本語に訳しています。文意が正確でない可能性があります) http://www.dslrmagazine.com/images/stories/Profesionalfot/Sigma_fotos…

裸のセンサー - ローパスフィルタのない時代 -(その2)

(その1の続き) http://www.reidreviews.com/SD1m-hi-front.jpg SIGMA SD1 さて、これまで書いてきたことは全て、ベイヤーパターンのカラーフィルタを使用している場合に起こることだ。そもそも最初から色モアレが発生しないカメラを使えば、このような問…

裸のセンサー - ローパスフィルタのない時代 -

元記事:The Naked Sensor by シーン・リード http://www.reidreviews.com/large_D800E_24_120_front.jpg ニコンD800E 一年ほど前のことだ。私はミカエル・ライヒマン、ニック・デブリンと共に、ニューヨーク市にあるジェイコブ・ジャビッツ・センターのカフ…

シグマ SD1 Merrill レビュー(その2)

(その1へ戻る) SD1 Merrill 性能 以下の写真はスタジオや屋外など、様々なシチュエーションで撮られたSD1のサンプルだ。写真の下にあるHigh-Res(高画質)をクリックすれば等倍の画像が見られる。RAWファイルも公開しているので、現像を試してみたい方は…

シグマ SD1 Merrill レビュー

元記事:Sigma SD1 Digital SLR Review シグマSD1はそれまでのSD14/15とは違い、1500万ピクセルの新型フォビオンセンサーを搭載したフラッグシップ機である。それぞれのピクセルで赤、緑、青の光の三原色を記録できるので、シグマはこのセンサーを1500万x3の…

CP+2012 山木社長インタビュー

元記事:Exclusive: Interview with Sigma’s New CEO Kazuto Yamaki at 2012 CP+ ジェフ:山木さん、この度はお父さまの道広氏がお亡くなりになられましたこと、謹んでお悔やみ申し上げます。道弘氏はシグマにとってだけではなく、日本のカメラ産業全体にと…

ディック・メリルのビジョンと情熱

元記事:The vision and passion of Dick Merrill 本日(2012年2月8日)シグマは新しい三つのカメラを発表しました。SD1 Merrill、DP1 Merrill、DP2 Merrillです。この三つのカメラに付けられた「メリル」の名は、シグマのカメラの核であるフォビオンセンサ…

(CES2012)山木社長インタビュー(dpreview)

元記事 CES 2012: Sigma Interview 今年のCESのシグマのブースは決して広いものではなかったが、この日本のレンズメーカーには展示するものが山ほどあるようだ。その中でも特に注目なのが三本の新しいレンズ。マイクロフォーサーズとソニーEマウント用の19mm…

(CES2012)シグマ山木社長インタビュー(その2)

その1の続き http://www.imaging-resource.com/ee_uploads/news/323/sigma-yamaki-dave-2.jpg デイブ:将来はどのような技術革新が起こると考えていますか?レンズの開発に何が一番大きな変化をもたらすのでしょうか? 山木:いい質問ですね。先ほども話し…

(CES2012)シグマ山木社長インタビュー(その1)

元記事 Sigma interview: NEX and Micro Four Thirds are major focus http://www.imaging-resource.com/ee_uploads/news/323/sigma-yamaki.jpg 2012年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)の会場で、イメージングリソースのデイブ・エッチ…