マウント交換に関する山木社長一問一答
ドイツのカメラ雑誌fotoMAGAZINがマウント交換に関するインタビューを行なっています。
残念ながらオンラインでは記事が見れないのですが、マウント交換に関する箇所の抜粋が海外の掲示板に出ていたので、その箇所だけ翻訳しました。
- 8月1日に新しいサービスが発表されましたね。9月からユーザーが自分の持っているレンズを他のマウントに交換できるようになります。このサービスはシグマの全てのレンズで可能なのでしょうか?
山木:マウント交換ができるのは新しいラインである、アート、コンテンポラリー、スポーツのレンズに限ります。
- ということはミラーレスでもソニーNEX用とM4/3用は変更可能なのですか?
山木:はい。それぞれどちらにも変更できます。
- ミラーレス用から一眼レフ用に、あるいは逆に一眼レフ用からミラーレス用に変更は可能なのでしょうか?
- マウントの交換は単にバヨネットを変更するよりもはるかに複雑なのではないかと思うのですが、今回のサービスがどうやって可能になったのか、簡単に説明して頂けますか?
山木:変更の手順はとても複雑なので、一言では説明出来ませんね。おおまかに言うと、バヨネット、基盤、その他の電子機器の付いた部品やユニットを交換することでマウントを変更します。マウントの変更は単にバヨネットを交換するだけでは不可能です。
山木:いいえ、その場合はOSは取り外します。OSが付いていないマウントに変更する時は、OSは付いてない状態になります。
- マウント変更は手間がかかると思いますが、コストはどれくらいになるのでしょうか?
山木:価格はレンズの種類によって異なりますが、だいたい150ユーロから300ユーロになると思います。
- 変更にかかる期間はどれくらいなのでしょうか?作業は日本で行うのですか?
山木:はい、今の時点では作業はすべて日本で行います。交換にかかる期間はヨーロッパからだと発送期間も含めて一ヶ月くらいになると思います。